編集後記
みなさま、年末年始、いかがお過ごしでしたでしょうか。
毎年恒例の「新春メッセージ」、お楽しみいただければ幸いです。毎年続けることにより、去年は何を考えていたのか、よくわかりますね。私の去年のメッセージは、「読書日記をつけます」でしたが、つけませんでした(笑)。最初は丁寧に始めたものの、私の読書習慣が、常に2~3冊同時進行で読む、ということもあり、なかなか記録することが難しかったからです。もっとも、それは今に始まったことではないので、このメッセージを考えたときは、一冊一冊丁寧に読みたい、という思いも込めてのことだったのでしたが、もう無理そうなので、これからも濫読でいきます。
さらに、新春のもうひとつの目玉は、河野先生の「文芸翻訳のすすめ」セミナーです。幸いなことに、「洋書の森」事務局が後援してくださることになり、最近考えることといったら、このセミナーのことばかりです。河野先生とのミーティングも年末にもたせていただきましたが、時間がいくらあってもたりないくらい、英語や翻訳に関するいろいろな話を伺うことができました。セミナーは、2時間程度ですので、テーマを厳選しなくてはいけません。そのために、先生からいただいた資料がこれまたおもしろい!昔々の貴重な雑誌のスクラップも丁寧に保存されていて、この丁寧さは絶対見習うぞ、と心に決めた次第。絶版になったから、ということでお預かりしている先生の著作『翻訳上達法』(講談社現代新書)を読み始めて気付きました。「ああー、この本、私、読んだことある。しかも、まだ、持ってる!」。かなりかなり前に読んだ本なので、すっかり忘れていたのですが、とてもおもしろかったので冒頭を読んですぐ思い出しました。読んだ当時、実におもしろかったので、翻訳者でもない私ですが、友人、知人に、「今読んでる本、おもしろいよ」と、薦めまくったことも思い出しました。そんなに刺激的だった本のことを今ではすっかり忘れ、その著者を目の前にしてもなお、思い出せず…これも濫読習慣のせいか…と思いつつ、みなさま、河野先生のセミナーに是非ご参加ください。今回で足りなければ、次回もすぐ企画します!よろしくお願いいたします。(Y.H.)
(第4巻139号)




























