入門翻訳勝ち抜き道場

ブログ:翻訳以前

~翻訳以前、本を知る楽しみ~

公開講座―プロになるぞ!! の藤岡啓介先生のいいぐせに「それは翻訳以前の問題だ」という言葉があります。
でも、その翻訳以前とは、いったいどういう状態なのか?
このブログは、お昼寝の先生の枕頭をおしゃべり雀がさえずりまわりああだこうだ
それは読書論でもあり、文章論、翻訳論でもあります

【この質問に答える】では、本文中に登場する短い英文の翻訳を受け付けております。お寄せいただいたなかから、
藤岡先生が選んだ優秀作を選出、誌面で発表します。選ばれた方には\500のアマゾンギフト券を進呈します。みなさま、是非、ご参加下さい!

これはアラフォーの仕事かな、いやフォーではないフィフティーだ

久しぶりに「洋書の森」にいったら、ノンフィクションの棚の端っこに、とてもやわらかな、品のいい装丁の本があった。立ち読みしたら、誰にも見せずに持ち逃げしたくなっちゃった。(イングリッシュ・エージェンシー扱い)

――先日買い物に行くと、トレンディーなドレスがありました。体型には自信があったので求めて帰り、さっそく試しに着替えてみたのですが、階下に下りると、娘が「やめて!」と叫ぶではないですか。「ママは五十七なのよ、二十七じゃないのよ」。怖く なって二階に逃げ込んだのですが……
――夫ときたらTVばかり。リモコン持ったまま寝込んでいます。わたしに魅力がなくなったのでしょうか?
――娘たちに新しい恋人をいつ紹介したらいいのかしら。離婚して2年目です。本気で再婚するつもりです。

これを著者に寄せられた質問とも「章立て」と考えてもいい。5部門35項目で女性のエイジングをとりあげ、 科学的に医学的に心理学的に分析し、チェンジを求めるよう励ましてくれている。それに、著者のKeren Smedlyさんがお綺麗でチャーミング。三人の子供たちとセカンド・ハズバンドといっしょにロンドンで暮らしていられるとか。近刊にWho's That Sleeping in My Bed?: The Art of Sex and Successful Relationships for Baby Boomersがある。

ところで、表Ⅱの宣伝文をみたら、

Age is just a number. It's totally irrelevant unless, of course, you happen to be a bottle of wine.

とある。著者の書いたIntroductionの最後にある文章で、女優さんJoan Collins.の言葉だ。だれか訳してほしいな。
【この質問に答える】※ この質問は締め切りました

と、ここまで書いてきたら眠くなった。濱口さん、ほんとうはこうした話を書いておくれという注文ではなかったね。ぼくの「書架」をめぐる本の話で、ぼくがすさまじく蘊蓄ぶりを発揮して、読者各位の顰蹙をかうという企画だった。

その手には乗らない。本棚の本のことを話すなら、謙虚さ、童心に返って話すもん。桃山まやさんがきっとやさしく問いかけてくれるな。彼女はぼくの本棚をよく知っているもん。

桃山さん、注文ですよ、ほぼ1000字で、そうだな、童話の話でも聞かせてくれないかな。ぼくは小学校に入ったとき太平洋戦争、もう童話はなかった。だから、殺風景な男になっちゃった。


[藤岡啓介記]
2009年7月27日号